胸が大きい・巨乳の人は、胸だけではなく全体的に肉付きが良いことが多いので、ぽっちゃり体型の人が多い傾向があります。
もちろんスレンダーな人でも胸が大きい人はいますが、ぽっちゃりさんというイメージがあるのも確かです。
胸が大きい人は、できるだけ目立たないように意識していることが多く、おとなしくて地味な性格なイメージがあります。
胸が大きいことをマイナスとして捉えている傾向があり、恥ずかしい、見られたくないという思いから、控えめな性格になってしまうのでしょう。
隠れ巨乳が多いのもそのためかもしれません。
胸が大きい女性には、ふくよかな胸が揺れたときの男性からの視線が気になるという悩みを持つ人が少なくありません。
そのため、体のラインがハッキリと出てしまう服も避け、また胸が揺れないようにゆっくりと動く習慣がついてしまい、おっとりしていると見られがちです。
胸が大きい人は、肉付きのせいで丸顔が多いという特徴があります。
優しい顔つきになりますので、童顔で幼気な雰囲気を漂わせています。
女性らしく、癒しを感じる女性であるとも言えますね。
実際にはそれほど太っていなくても、胸が大きいために太ってみえてしまうことがあります。
これは巨乳を支えるためにアンダーバストも大きくなることが原因で、胸周りがボリューミーなせいで、ぽっちゃり体型に見えてしまうためです。
脱ぐと意外に痩せているという巨乳女性も多いようですね。
バストが垂れる主な原因は、クーパー靱帯のたるみと乳腺の縮小(脂肪の割合の増加)です。
巨乳の垂れやすさはそうした原因と関係しているそうです。
女性のバストは身体からかなり突き出しているので、何か支えがなければ重力に引かれて垂れてしまうはずです。
その支えになっているのがクーパー靱帯です。
バストの中身の大半は乳腺と脂肪です。
女性は思春期になると乳腺が枝分かれしながら発達し、その周りに皮下脂肪がついて、女性らしい乳房を持つようになります。
乳腺が発達するにつれて、クーパー靱帯も網の目のように広がっていきます。
クーパー靱帯は乳腺を胸筋や皮膚につなぎとめて、バストを上向きに支えます。
重力に抵抗してバストを支え続けているので、長年のうちに少しずつダメージが蓄積します。
激しい運動などでバストが大きく揺れた際にも、クーパー靱帯がダメージを受けることがあります。
加齢とともにこうしたダメージによりクーパー靱帯にたるみが生じ、バストを支える力が弱まって胸が垂れていくのです。
バストサイズに合わせて伸びることはあっても、もと通りに縮むことはないんですね。
加齢によるホルモンバランスの変化により、40歳頃から乳腺は縮小し、脂肪の割合が増加していきます。
乳腺の縮小は閉経後に一気に加速します。
脂肪は柔らかくて下に流れやすいので、脂肪が多めのバストは垂れやすい傾向があるのです。
40代以降の女性のバストはクーパー靱帯のたるみと乳腺縮小が重なり、だんだんと垂れが進行していきます。